私はゲームが大好きだ!
ということで、Steamでいろいろなゲームをしてます。
私のゲーム環境としては、Windows11の自作PCに、「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2」を「Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10」を使って接続してゲームをしているのですが、いつの間にか不定期にコントローラーが数秒間フリーズするという症状に悩まされていました。
具体的な症状としては、急にキー入力を一切受け付けなくなり、その直前に入力されていたキーが押しっぱなしになる、バイブが荒ぶり、10~20秒ほど放っておくとまた操作可能になるといったもの。また、特定のゲームで発生するのではなく、レースゲームやギャルゲーなど様々なゲームで様々なタイミングで発生するというものでした。
この症状だけ聞くと無線接続が切れたんじゃないの~?って思いますよね?私もそう思って、Xboxアクセサリーやデバイスマネージャーで症状発生時にどのように表示がされるか見てみましたが、特に接続が切れた訳でもない様子。実際コントローラーのXマークのLEDは光ったままでした(接続が途切れるとXマークが点滅します)。
ワイヤレスアダプタから、USB-Cケーブルの有線接続に切り替えても解消されず、また別のコントローラー(DUALSHOCK4)でも同じ症状が出る始末。状況から見て、Windowsに不具合があるのは明白でした。
Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10のドライバ再インストール、エリコン2のアップデート・再ペアリング、ウイルス対策ソフトとしてESETを入れていたのでこれをアンインストールしたり、ネットの記事に書いてあったMicrosoft Device Association Root Enumeratorなるものをデバイスマネージャーから無効化してみたりしてみましたが一向に解消しない。

そこでもう一度イベントビューアでエラーログを漁ってみると、Logitech-Lamparray-Driver/Errors Process 8056 has attempted an operation while not having exclusive control over deviceなるエラーがコントローラーがフリーズしたタイミングで出ていることが判明。

Lamparrayとか言っているので、デバイスのLED制御関連かな~と思いつつググってみると「ttps://www.reddit.com/r/logitech/comments/1afa2sn/what_is_logitech_lamparray_service/」というredditにまさにこのエラーに関するスレッドがありました。
いろいろ書いてありましたが、要約すると2023年9月頃にWindows11のアプデで導入された「動的ライティング」によってライティングの同期に不具合が生じているそうです。ほならばと、「Windowsのスタートメニュー→歯車アイコン→個人用設定→動的ライティング」から自分のデバイスで動的照明を使用するをオフにしてみました。が、ダメでした。
そうなると、エラーログの大元であるlogi_lamparray_serviceを無効化するしかありません。タスクバーの検索ボックスにサービスと打ち込むと、サービス(システム)が候補に出てくるのでこれを起動します。たくさんのサービスの中からLogicool LampArray Serviceを見つけてダブルクリックをするとプロパティが開けます。サービスの状態の停止ボタンを押し、スタートアップの種類を無効にすればイベントマネージャーのエラー地獄からはひとまず解消されます。

ここまでやって、ようやくコントローラーのフリーズ地獄からも解消された・・・と思いきや、症状再発。仕方がないので、最終奥義のWindowsクリーンインストールを実行しました。
クリーンインストール直後は、接続デバイスやインストールするソフトを最小限にしたためか症状は出なかったのですが、元の環境に戻していくうちにいつの間にやら症状が発生するように・・・。もうこれは私が使っているソフトかデバイスの影響だと思いました。
デバイスマネージャーからいろいろなデバイスを無効化しているうちに発見しました。それは、LOGICOOLのPOWERPLAYです。

私はゲーマーで、当然ガジェットオタクでもあります。ワイヤレスマウスを使いながら充電してくれるアイテムにときめいて使っていました。POWERPLAY本体に問題はなかったのですが、ソフトウェアがゴミでした。マウスとの連携にG HUBが必要なためインストールすると、デバイスマネージャーのHIDの項目に「仮想HIDフレームワーク HIDデバイス」というものが追加されます。

こいつが不定期にデバイスの接続/切断を繰り返すようで、そのタイミングでコントローラーも暴走していました。対策としては単純で、仮想HIDを無効化すればOKです。無効化しても、POWERPLAYやPOWERPLAYを介して接続しているG502マウスの動作(ライティング含め)には全く影響ありません。この対策をして以来、うたわれるものシリーズを計300時間プレイしましたが、その間一切コントローラーは暴走しなくなりました。
まさか、コントローラーの暴走にPOWERPLAYが噛んでいるとは全く思いませんでしたし、ネットでいろいろ検索もしていましたが、このような情報はありませんでした(私調べなので、リサーチ不足の可能性あり)。まあ、POWERPLAY買うような奇特な人はそう多くはないと思いますが・・・。もしかしたら、ほかのG HUB関係のデバイスを使っている場合にも今回の不具合が出ている人には参考になるかもしれないですし、別の原因があるのかもしれません。この記事で直ればラッキー、直らなければ……。ちなみに、私がこの症状に対する対応策を見つけるまでに、かれこれ3ヶ月間の週末を費やしました。
実は、このブログを立ち上げたのはゲームをまったく楽しめない頭が痛くなるような意味不明な症状の対応策を探している誰かに私が見つけた対応策を伝えることと、G HUBはう○こであるということを伝えるためにこのブログは立ち上げられました。この情報が誰かの役に立ったのであれば、このブログを立ち上げた意味があったというものですな。ほかにも何か皆さんに伝えたいことがあれば、また記事を投稿すると思います。
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